ラバーダム防湿

投稿者: | 2014年4月14日

 

ラバーダム防湿法をご存知でしょうか?

虫歯や歯の神経の炎症の原因は、お口の中にいる「ばい菌」です。虫歯や根っこの治療の際には、ばい菌(を含む唾も)が治療部位に入らないようにすること(防湿)が肝心です。

ラバーダム防湿法は19世紀に発明された歴史の古いものですが、現代においてもこれに代わる防湿法はないとされています。

具体的には、ゴム製のマスクを金具で歯に引っかけるという単純なやり方です。一度マスクをかけると、処置中はお口を開けたままにしていただかねばなりません。

あまりにも深い虫歯ではラバーダム防湿が不可能な場合もありますし、唾がかかる心配のいらない部位では行わないこともありますが、当院では可能な限りラバーダム防湿法を実施するよう努めています。

ラバーダム器具ラバーダム防湿